審査員

仲畑 貴志

【審査員長】

仲畑 貴志

(コピーライター、
クリエィティブディレクター)

川口 清勝

【審査員】

川口 清勝

(アートディレクター)

十文字 美信

【審査員】

十文字 美信

(写真家)

副田 高行

【審査員】

副田 高行

(アートディレクター)

田中 里沙

【審査員】

田中 里沙

(事業構想大学院大学学長、
宣伝会議取締役)

前田 知巳

【審査員】

前田 知巳

(コピーライター)

原野 守弘

【審査員】

原野 守弘

(クリエイティブディレクター)

新井 健一郎

【審査員】

表 輝幸

東日本旅客鉄道株式会社 執行役員
事業創造本部副本部長

review 講評

電車の中に身を置き、駅のホームを歩き、サイネージに接触している状態だと自分に言い聞かせ、作品たちをリアルな現場で
見ている妄想にひたりながら審査を始める。
交通広告グランプリは、駅ポスター部門、車内ポスター部門からデジタルメディア部門、サインボード部門、企画部門など様々
なカテゴリーのメディアが集合した広告賞なので、掲載時にどのような状態でその作品がワークしたのか?のリアルを考慮し
ないと審査が出来ないからである。 作品のクリエーティブのクオリティと掲出のプランニングを考慮し、効果のほども加味せざるを得ない。
そして、今年の一等賞はポーラの中づり広告。
ブルーと白のスペースがとても目に心地よいグラフィカルな一品、アートディレクター服部一成さんの仕事である。紙袋をモチー
フにしたポスターもチャーミングだったけれど、今回は山手線ADトレインの受賞である。
愛についての幾つかのコピーが添えてあるのだが、山手線にさわやかな風が吹いた。
私の中にあったポーラのイメージがガラッと変わった。
文句なしの全員票のグランプリである。
企画部門の最優秀部門賞は、圧巻のJR亀有駅こち亀ジャック。なんと200巻新発売記念!!これはリアルな掲出は残念ながら
見逃してしまったけれども、さぞ亀有人は鼻が高かったろうと推測します。
サインボードの最優秀部門賞は、シムシティの無料アプリ。「人様の税金を、使う覚悟はあるか。」というキレ味の良いコピーが
ビジュアルな秀作。
駅ポスター最優秀部門賞は、富士急ハイランドのテンテコマイ。
どんな乗りモノなのか、想像に易く、大変なことになりそう感が漂う一品。
車内ポスターの最優秀部門賞は、ベルリッツ・ジャパン。「日本語だったら・・・。」という視点が英語の苦手な会社員の悲哀
を描き、共感を呼ぶ作品。
デジタルメディアの最優秀部門賞は、キリン世界のKitchenから通信。
「アントシアニンと色」をテーマに色の変化を表現、音の出せないデジタルメディアのマイナスを逆手に利用。色を使って表現
した技あり!の作品である。

(審査員 川口 清勝)